ナノライブビジョン(Nano Live Vision:NLV)

世界初の液中分子動画観察が可能な“高速原子間力顕微鏡”
~見えないものが見えてきた!撮れないものが撮れてきた!~

高速原子間力顕微鏡ナノライブビジョン

高速原子間力顕微鏡ナノライブビジョン(製作:オリンパス株式会社)

ナノライブビジョンは、真空中での観察が必要な電子顕微鏡とは異なり、溶液中で“生きた”タンパク質などの形態観察が可能です。

従来の原子間力顕微鏡では不可能であった1秒間に20フレームの高速サンプリングを実現し、動画の撮れる原子間力顕微鏡としてご好評をいただいております。

本装置を用いた研究では、モータータンパク質の働きや、酵素反応等の生命科学分野、更に高分子マテリアル分野で数多くの知見が得られています。



ナノライブビジョンによる動的可視化例

誰もが知りたかった生体分子の生きた画像をはじめ、驚愕の画像が満載です。
画像をクリックすると、ナノライブビジョンによる動的可視化の動画ページに移動します。

分子シャペロンGroELの高分解能観察(3D表示) DNA分解酵素BAL31によるDNA分解の動画観察 分子シャペロンGroELの動態観察 分子シャペロンGroELの動態観察 βアミロイドに相互作用するネプリライシンの動画観察 臭化エチジウムによるDNA超らせんの構造変化 DNAポリメラーゼPhi29によるDNA合成


ナノライブビジョンの主な特長

世界最速の観察速度(最大20フレーム/秒)

  • サンプルは基板への強固なアンカリングが不要です。
  • 分子の動きや相互作用の観察ができます。
  • 固定が難しく柔らかいサンプルの形状を観察することができます。

液中観察

  • 真空中での観察が必要な電子顕微鏡とは異なり、
    溶液中で分子を生の状態で観察することができます。

高分解能観察

  • 直径2nmのDNAの重なった部分において、上下を識別することができます。

ナノライブビジョンの新規開発技術

(1) 微小なカンチレバー
従来と比べて1/20に微小化されたカンチレバーを採用しています。バネ定数は 0.2 N/m 以下で、柔らかい生体分子を傷つけることなく観察することが可能です。プローブ先端の曲率半径を小さくして、生体分子などの小さなものを高分解能で観察するのに適しています。

(2) 高速スキャナー
サンプルを動かすスキャナーは高速で3次元(X、Y、Zの3軸)に動作します。スキャナーの小型化により、サンプルに適したナノレベルの細かさでの高速走査を可能にしました。スキャナー自身の動きで生じる振動がない堅牢設計です。

(3) 高速フィードバックコントロール
安定した画像を得るためには高性能なフィードバック制御を行います。カンチレバーのたわみを検知し、高速スキャナの調整を行い、生体分子に優しい観察を実現しました。


ナノライブビジョンの主な仕様

スキャンサイズ XY: 2×1.5 μm, Z: 0.8 μm
サンプルサイズ 直径1.5 mm
環境 溶液中標準
プローブ検出方式 光学検出式
測定モード ACモード
スキャナ共振周波数 XY:20 kHz~ Z:120 kHz~

 

お問い合わせ

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